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東横線・田園都市線、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、
京王電鉄井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線
渋谷

渋谷駅前交差点(スクランブル交差点)

渋谷駅からすぐ。一度に1000人以上が道路を渡るといわれる光景は東京の名物となり、「世界でもっとも有名な交差点」として海外の観光客に人気のスポット。渋谷の再開発で誕生した高層ビル群の眺めも圧巻だ。

住所:渋谷区道玄坂下

「100年に一度」の大規模再開発により、大きく変化をとげる渋谷駅周辺エリア。いくつもの路線が乗り入れ、首都圏の要所となるビッグターミナルは、明治時代に二つの川が合流する谷にできた小さな木造の駅から始まりました。

渋谷

数々のトレンドを生み出してきた「谷」の街

東急、JR、京王電鉄、東京メトロと、複数の路線が乗り入れる渋谷駅は、新宿や池袋と並ぶ都心の三大ターミナルの一つ。再開発により地下化された東横線は渋谷駅から横浜駅まで約30分(急行)、さらに2013(平成25)年より東京メトロ副都心線の乗り入れで和光市駅(埼玉県和光市)までつながり、2023年より相鉄・東急新横浜線の開通で相鉄線への乗り入れも開始しており、首都圏近郊へのアクセスが便利になった。

渋谷はその名前が示すとおり、武蔵野台地を流れるかつての隠田川(渋谷)と宇田川の合流地点にある「谷」にできた街。江戸時代には、庶民の信仰と行楽の地で知られた丹沢(神奈川県伊勢原市・秦野市)の「大山詣り」へ向かう大山街道沿いの集落として栄えていた。1885 (明治18)年には現在のJR山手線の原型となった日本鉄道品川線の開業ともに渋谷駅(渋谷停車場)が開設。かつてのJR 埼京線ホームの場所にあり、1日の利用者は十数人と少なかったという。その後、玉川電気鉄道玉川線(後の田園都市線の一部)や東京市電(後の都電)が開通し、現在のターミナル拠点の原型が生まれた。

「谷」の街の大きな転機となったのが、1934(昭和9)年、関東初の私鉄ターミナルデパートとなる東横百貨店(後の東急百貨店東横店東館)の誕生。渋谷の街は、駅を中心とした繁華街へと発展していく。1970年代以降、ファッションビルが続々とオープンし、1980~1990年代の「チーマー」や「渋谷系」、「コギャル」といった若者のカルチャーが生まれた。2000年代にかけてはITの若手起業家が渋谷に集まった「ビットバレー」という言葉も話題に。

100年に一度といわれる渋谷駅周辺の大規模な再開発により、2010年代には渋谷ヒカリエ、渋谷フクラス、渋谷スクランブルスクエアなど新たな大規模複合施設が開業。2024年には渋谷駅の南西側にShibuya Sakura Stageが完成し、歩行者デッキも完成すると、一度も地上に降りることなく駅周辺を回遊できるようになる。

再開発で進化を続ける渋谷の街が、これからどのような姿になっていくのか、しっかりと見届けたい。

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渋谷アルバム

東横百貨店に1951(昭和26)年に誕生した、子ども限定のロープウェイ「ひばり号」は戦後復興の象徴として人気を博した。

  • 1932(昭和7)年の玉川電気鉄道(後の東急)の渋谷駅

    渋谷エリアの再開発により2020(令和2)年に閉館した東急百貨店東横店の西館部分には、食堂と食品販売を兼ねた玉電直営の「二幸」が立っていた。

    提供:東急(株)

  • 1934(昭和9)年に東横百貨店(後の東急百貨店東横店東館)がオープン

    地上7階・地下1階の建物は、銀座・和光(旧服部時計店)の設計を手掛けた渡辺仁氏が担当。白亜のモダンなビルは、渋谷のランドマークとなった。

    提供:東急(株)

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